てんかん診断の自閉症長男、MRI検査と血圧検査にのぞんだ結果は?

 

 

昨年12月に2度目のけいれん発作を起こした自閉症の長男。

 

その後、病院で「てんかん」の診断。

 

今後は薬で発作をなるべく起こさない様にしていく事になっていました。

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そして薬を飲み始めてから約3週間が経過した為、薬による体への影響具合を確認する為の血液検査と、一度脳のMRIも撮っておこうという事になっており、先日病院へ行って来ました。

 

 

ただ、行く前から親としてはいずれの検査に対しても不安が。

 

注射は小さい頃から大の苦手。大人が数人掛かりで押さえつけてなんとか出来るレベル。血液採取なんて出来るかな・・・・

 

 

MRI検査は数十分じっとしていないといけないけど、昨年もっと短い時間のCT検査の時間でも止まっていることが出来ず断念した事が。

今回はもっと厳しいような・・・

 

さて結果はいかに。

 

 

血液検査

結果は、驚くほどに全く問題なく出来ました。

 

しかも全然抵抗することなく。

 

念の為、親二人と看護師さんで動かないようにと体や腕を持っていましたが、まさに下のイラストのように平然とやってのけてくれました。

 

少しずつではあるけど、今からどんな事をするのかがあらかじめわかっていれば、受け入れてくれるようになりました。

 

針を刺す痛みもへっちゃらだった感じ。

 

数日前から「病院行ってここ(腕)に注射を打ちます」と言ってきたことで、心の準備が出来ていたのかなと思います。

 

よく頑張ってくれました!

 

 

MRI検査

CT検査の時の経験踏まえ飲み薬を事前に飲んで、眠った状態で検査することに。

 

本当は薬無しで出来る事が望ましいですが、注射の数秒とは違い「数十分止まっていないと検査が出来ない」という事の理解は現実的に無理。

 

しかもMRI検査では横についてたあげたり、押さえたりする事も出来ない。

 

検査の30分前に薬を飲み、そして検査台で横になり、後は寝付くのを待つのみ。

 

結果は・・・

 

ゴソゴソゴソゴソ・・・大人しくなってきた・・・寝付くかな・・・寝ない

ゴソゴソ・・・キョロキョロ・・・ああダメだ。

 

しばらく待ってみる。

 

ゴソゴソゴソゴソ・・・大人しくなってきた・・・寝付くかな・・・

あっ、寝た!

 

ところが、ホッとしたのも束の間。

 

先生が台を動かすと(機械の中に入れようと)、その振動で目を覚まし再びゴソゴソゴソゴソ・・・

 

そんなやりとりをしばらく繰り返し、結局寝る事は出来ずに時間切れ。検査断念!

 

まあ、仕方ないかな。

本人も頑張っていたし、頑張ったねと褒めてあげました。

もしかして本人は出来たと思っているかも(笑)

 

 

今後の進め方

MRI検査は残念ながら出来ませんでしたが、もう1つの目的の血液検査の結果が先生から説明ありました。

 

いろんな数値を見る限り、薬による体への悪い影響は出ていないとの事。

 

結果次第で薬の種類を変えたりする予定でしたが、三週間飲んできた薬のまま行く事に。

 

今回の血液検査の結果を見るまでは念のため量を抑えていましたが、問題ないとのことで、今後は適正量を飲むことになりました。

(1錠なら2錠へ変更)

 

 

まあ、薬を飲み始めたからと言って、てんかんが起こらないというものではなく、あくまで抑制を期待するもの。

 

だからいつまた発作を起こすかはわからないので、心配はつきません。

 

でもこうして検査を経て、一歩進んだことには間違いありません。

 

発作が出ないに越したことはありませんが、これからも気を緩めることなく、長男のてんかんと付き合っていこうと思います。

 

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