子どもが突然のけいれん発作を発症。知識を身に着けておかないと。

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本日、我が家の長男が突然、けいれん発作を起こしました。

 

以前にも書いたとおり、長男は知的障がいを伴う自閉症で、脳に産まれながらの障がいをもっております。

 

そのような子は、てんかんと診断される事が多いという事は聞いていましたが、これまで発作を起こしたことはありませんでした。

 

今回は、初めての事、突然の事で、動揺し、慌てまくり・・・

 

結局その後、けいれんも治まり、子どももいつもの様子、落ち着きを取り戻し、その後は平穏な休日を家で過ごしました。

 

急に起こった出来事や、それを通じて感じたことなどを書き留めておこうと思います。

 

 

突然のけいれん発作

我が家の長男は自閉症という障がいをもっており、いろんな介助は必要で、寝る時も同じ部屋でずっと一緒に寝ています。

 

まだ私も妻も長男も目を覚ましていない時刻、突然ガタガタガタガタと揺れる感覚で私は目が覚めました。

 

何が起こっているのかわからず、寝ぼけながら見てみると、長男がけいれん発作を起こしていました。

 

何?何?どうした?どうした?

声をかけても、何をしても、けいれんは治まりません。

どうしよ、どうしよ、どうしよ・・・

 

事態に気づき、妻も目を覚ましました。

何?何?どうした?どうした?

○○君、大丈夫だよ、大丈夫!大丈夫!

 

完全にパニックになってしまいました。

 

救急車を呼ぼう!私は急いで119番に電話することに。

その間、妻は時刻の確認をしながらも、ひたすら○○君、大丈夫だよ、大丈夫!大丈夫!

 

電話をしようとしていると、けいれんは一旦治まりました。

でもなんだか視線がふわふわしているようにも見えます。

 

とにかく、救急車は呼ぼう。

 

電話を終え、時計をみると、妻が咄嗟に時刻をみた時間から、約5分。

けいれんを起こしていた時間はおそら1~2分くらいだったと思います。

 

それでも、とても長い時間だったように感じた5分でした。

 

その後状態は落ち着き、いつもの様子に

その数分後、救急車のサイレンが聞こえ始め、あっという間に家に到着。

 

到着後、救急隊員の方が長男の状態をチェックしたり、私たちから状況のヒヤリングをしたり。

 

長男の様子は、けいれんが治まった後は、落ち着きを取り戻しつつある感じでしたが、知らない人たちが部屋に入ってきている事、血圧を測る為に腕に器具を巻かれた際は何をされるのかわからないという怖さなのか、逃げ回ってしまい、血圧はうまく測れず。

 

それでも、脈を測ったり熱を測ったりはなんとか出来ました。

長男も救急隊員の方もすごい!

 

少し長男も落ち着き、ごろんとしながら、落としなしく待っててくれました。

 

救急隊員の方へ、ちょんちょんと手でやって、「あっち行って」の仕草。

失礼ながら悪気は無いです・・・・救急隊員さん、すいません・・

 

 

ここからの出来事はいろんな事情も考慮し、今回は省略させていたきます(その後の状況なども含めて、追々ここで書かせていただこうと思います)が、この記事を書いている今(当日の夜)、何もなかったかのようにいつもの様子の長男。

 

どうなるかと思いましたが、いつもの日常です。

 

今後に備えて

今日は突然の出来事に、先ほど書いたようにとにかく私自身がパニックに。

 

でも、こんな時、私がパニックになっていては当然ダメで、落ち着いて行動出来るようにならないといけないと痛感しました。

 

その為には、けいれん発作自体の事や、周りにいる人のとるべき行動などいろいろ知っておく必要があると思いました。

 

少し調べただけでも、いろんな大事な事を知りました。

 

発作を起こしている子にやってよいこと、悪いこと。

 

とるべき親の行動も。

 

どれくらい発作が続いたのか、前後の様子などなどをしっかり記録しておく事。

動画を撮っておくのも非常に有効だとか。

 

今日は発作が起きた時、私も妻もすぐ横にいるという状況であった事や、布団の中という安全な環境でした。

 

でも、発作はいつ起こるかわかりません。

 

例えば、長男の好きな自転車乗っている時に突然来たら、周りの交通の危険からまずは遠ざけたりする事をしないといけないなどなど。

 

しっかり勉強しておこうと思います。

 

最後に自分の失態を1つ。

救急車呼ばなきゃって急いでかけた電話、

「はい、事故ですか?事件ですか?」

「?? 救急車お願いします」

「こちらは110番です。119番へお願いします」

こんな時に何やってんだろって思いました。

119番ってわかってましたが、焦って110番って押してたんだと思います。

 

知識もないから焦ってしまう。

しっかり知識を身につけ、もしまた起こった際は、私が1番落ち着いて行動できるようにしておこうと思います。